荷主花王は24日、法人向け暑熱ケア事業「ビオレの冷サポート」の導入企業数が2026年6月時点で500社を突破したと発表した。建設、物流、製造業を中心に導入が進み、近年の猛暑対策需要の高まりを背景に、自治体や教育機関、レジャー施設などへも採用が広がっている。

▲ビオレの冷サポート(出所:花王)
ビオレの冷サポートは、冷却シート「ビオレ 冷タオル」の常備化を通じて、暑熱リスクのある職場や災害時の備えを支援する取り組み。25年の本格展開時は100社からスタートし、26年5月に200社を突破。その後、夏季を前に導入が加速し、500社超まで拡大した。
物流業界では、倉庫作業や配送業務、引っ越し作業など高温環境下での業務負荷軽減が課題となっている。導入事例として挙げられた日本通運では、引越し現場や倉庫業務などで活用しており、従業員からは「装着した瞬間に涼しい」といった評価が寄せられているという。
また、建設分野では清水建設が空調服と併用し、肌温度が30分間にわたり最大6度低下する効果を確認したとしている。さらに、JR東海では防災備蓄品として採用されるなど、作業現場以外への活用も広がっている。
花王は7月15日から17日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第12回猛暑対策展」に出展する。ブースでは導入企業の活用事例を紹介するほか、ビオレ 冷タオルの冷却効果を体験できるコーナーや、気化冷却の仕組みを解説する展示を実施する予定だ。
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