荷主JX金属とJX金属商事(東京都新宿区)は24日、高槻工場で生産する半導体検査プローブカード向けロジウムめっき液の生産能力を増強すると発表した。2028年度までに25年度比で2倍以上へ引き上げ、AI(人工知能)データセンター向け半導体の検査需要拡大に対応する。
ロジウムめっき液は、高い耐食性や耐摩耗性、硬度などを備え、半導体検査装置「プローブカード」に搭載されるプローブピン向け材料として採用が拡大している。プローブカードは半導体製造工程で回路の電気的特性を検査する装置で、数千から数万本の微細なプローブピンが使用されることから、高い導電性と耐食性を備えためっき材料への需要が高まっている。
JX金属商事は同分野で高い市場シェアを持つロジウムめっき液を供給しており、AIデータセンター向け半導体の検査用途拡大を受け、生産能力の増強を決めた。
JX金属グループは、半導体用スパッタリングターゲットやインジウムリン基板など先端材料に加え、ロジウムめっき液の供給体制も強化し、市場拡大に対応していく。
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