拠点・施設フューチャーは25日、AI(人工知能)の基礎研究と社会実装を推進する研究拠点「Future AI Science Laboratories」を6月に開設したと発表した。AI社会実装ナンバーワンカンパニーを掲げる同社の技術基盤を強化し、物流や金融、流通、製造、エネルギーなど幅広い分野でAI活用を加速させる。
新研究所は「経営とAIをデザインする」をコンセプトに、「次世代を切り拓くAI基礎研究」「国内外の研究機関との共同研究推進」「グループの知見と先端技術を融合した社会実装の加速」の3つを柱として活動する。所長には森下睦博士(情報科学)が就任した。
同社は4月にAI社会実装ナンバーワンカンパニーを目指す方針を打ち出しており、基礎研究と社会実装を両輪で進める戦略を掲げている。生成AIをはじめとする技術革新が急速に進むなか、自社で最先端の研究を推進し、大学や研究機関との産学連携を強化することで、研究成果を社会課題の解決へ結び付ける体制を構築する。
研究成果は論文執筆や国内外の学会で発表し、学術界への寄与も図る。経済産業省の生成AI開発プロジェクト「GENIAC」に採択された独自開発の大規模言語モデル(LLM)の研究成果や、自然言語処理分野の国際会議で採択された研究成果なども活用し、AI技術の競争力強化につなげる。
同社は今後も、AIを活用するためのシステムや業務プロセス、データ基盤を整備し、企業のAI導入を支える「AI-Ready」な環境づくりを進めることで、幅広い産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)と生産性向上を支援していく。
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