荷主メルセデス・ベンツ・トラック(ドイツ)は24日、ドイツ・シュツットガルト市の廃棄物管理サービスを担うシュツットガルト廃棄物処理事業局(AWS)に、バッテリー式電動ごみ収集車「eEconic」5台を納入したと発表した。AWSが導入する計10台のうち第1弾で、新拠点の開所に合わせて引き渡した。
納入車両は、21立方メートル容量のFAUN製リアローダー「Variopress」と、FAUN製リフトシステム「Skylift」を搭載。都市部でのごみ収集業務に使う車両で、走行時のCO2排出を抑え、低騒音で早朝作業にも対応しやすい点を打ち出す。

(出所:メルセデス・ベンツ・トラック)
AWSはシュツットガルト市内で1100台の車両を運用し、このうちごみ収集車は120台。今回の電動eEconic10台に加え、ディーゼル仕様のEconic10台もメルセデス・ベンツ・トラックから調達した。
新たなAWSの運用拠点は、バッテリー式電動ごみ収集車の使用を前提に整備。9基のトラック用上方充電設備、複数の乗用車用充電設備、2基の急速充電設備を備える。施設屋根には、シュツットガルト市の公共建築物として最大級の太陽光発電設備も設置した。
eEconic 300は自治体向け用途を想定したバッテリー式電動トラックで、2022年から独ウェルト工場で生産している。112キロワット時のバッテリーパック3基を搭載し、一般的な都市部のごみ収集ルートでは中間充電なしの1シフト運用に対応する。低床キャブにより乗降しやすく、広いフロントガラスで周囲の視認性を確保する。
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