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共栄タンカー、メキシコ出港難航船で特益

2026年6月26日 (金)

荷主共栄タンカーは26日、連結子会社のKYOEI TANKER SINGAPORE(KTS)が所有する石油製品船「CHALLENGE PROCYON」(チャレンジ・プロキオン)について、2027年3月期第2四半期連結決算に24億円の特別利益を計上すると発表した。船舶保険で推定全損と認定され、保険会社との間で保険金の受け取りに合意したため。

同船は25年3月21日にメキシコで貨物の荷揚げを完了した後、現地当局から出港許可が下りず、運航再開と出港のめどが立たない状態が続いている。同社はこれまで出港に向けた対応を続けてきたが、現時点でも見通しは立っていない。

保険会社は推定全損認定に伴い、対象船舶の所有権を取得するか選択できるが、今回は所有権を取得しないと通知した。このため、同船の所有権は引き続きKTSが保有し、船舶に関する経済的効果も同社に帰属する。

共栄タンカーは今後も同船の維持管理を続け、早期出港に向けた働きかけを優先する。あわせて、維持管理費用などの回収に向けた対応も継続する。

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