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世界コンテナ運賃5%上昇、22か月ぶり高値

2026年6月29日 (月)

調査・データ英調査会社ドリューリーが25日に公表した世界コンテナ指数(WCI)は、40フィートコンテナあたり4166ドルとなり、前週比5%上昇した。総合指数は2024年9月以来の高水準となった。太平洋航路の運賃上昇が全体を押し上げた。

上海発ニューヨーク向けは同6%上昇の7149ドル、上海発ロサンゼルス向けは12%上昇の5750ドルとなった。同社によると、翌週の太平洋航路で公表された欠便は4便にとどまり、船腹は引き締まった状態にある。関税変更の可能性や燃料関連コストの上昇を前に、輸入業者による前倒し出荷も続いている。

アジア発欧州向けはおおむね横ばいだった。上海発ロッテルダム向けは1%上昇の4392ドル、上海発ジェノア向けは5759ドルで変わらなかった。ただ、アジア発欧州航路でも翌週の欠便は3便に限られ、船腹余力は乏しい。7月1日の燃料調整を前に、貨物の前倒しや運賃引き上げの動きが続いている。

米国とイランの停戦によりホルムズ海峡を巡る混乱リスクはいったん和らいだものの、情勢はなお不安定さを残す。アジアや欧州の主要ハブ港での混雑も船舶稼働を制約しており、旺盛な貨物需要と重なって主要航路の需給はタイトなままだ。船社はFAK(品目無差別運賃)やピークシーズンサーチャージを引き上げており、荷主側では短期的な運賃変動とスペース確保の難しさが続く。

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