メディカル日揮ホールディングス(HD)は7日、国内事業会社の日揮が中外製薬工業向けに手がけたバイオ原薬製造棟「UT3」の建設プロジェクトを完工し、6日に栃木県宇都宮市の中外製薬工業宇都宮工場内で竣工式が行われたと発表した。

(出所:日揮ホールディングス)
同プロジェクトは、2023年8月に中外製薬工業から受注し、26年5月に完工した。試運転やクオリフィケーション作業などを経て、同月14日に顧客へ引き渡した。
UT3は、バイオ原薬製造における臨床開発から初期商用生産までの供給基盤を強化する施設。臨床試験の中期段階以降の治験薬製造と、初期商用のバイオ原薬製造を担う。
日揮グループが培ってきたEPC(設計・調達・建設)の知見を活用し、灌流培養の導入など連続生産機能を実装した。生産性向上を追求するとともに、太陽光発電パネルの設置、脱フロン対応、自然採光の採用などにより、環境負荷低減にも配慮した。
同施設の延床面積は9966平方メートルで、構造は地上4階建て鉄骨造、免震構造となっている。
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