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名村造船、ダンケルクマックス志向船を引き渡し

2026年7月9日 (木)

ロジスティクス名村造船所は8日、伊万里事業所で建造していたLEPTA SHIPPING向け18万2000トン型ばら積み運搬船「VERITAS QUEEN」を引き渡したと発表した。本船は同社主力船型である18万2000トン型ばら積み運搬船の第4番船となる。

本船は、フランス・ダンケルク港に入港可能な最大船型「ダンケルクマックス」を志向した設計を採用した。全長291.92メートル、幅45.00メートル、総トン数9万4783トン、載貨重量18万2700トンで、日本海事協会の船級を取得し、船籍はパナマ。

環境性能では、名村造船所が独自開発した省エネ装置「Namura Flow Control Fin」(NCF)やフィン付き舵、省エネフィンを採用し、燃料消費量の低減を図った。主機関と主発電機関には窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合した機種を採用し、エア式船尾管シール装置も搭載するなど環境負荷の低減に配慮した。

また、バラスト水管理条約に対応したバラスト水処理装置を備えるほか、シップリサイクル条約で求められる有害物質一覧表(インベントリ)の作成にも対応した。港湾内での汚水排出規制を踏まえ、生活排水や雨水、カーゴホールド洗浄水を適切に管理するための貯蔵タンクも装備している。

機関部にはセントラル清水冷却方式を採用し、船内の保守作業の負担軽減を図ったほか、エネルギー効率設計指標(EEDI)では、基準値比30%以上の削減が求められるPhase3を達成した。

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