国際マン・トラック&バス(MAN、ドイツ)は22日、アルジェリアの現地パートナー、マグレブ・トラック・カンパニー(MTC)と共同で、ブリダ工場におけるCKD(完全ノックダウン)生産を再開すると発表した。北アフリカでの販売拡大を狙い、中期的にアルジェリア市場で年間1500台の供給を目指す。

(出所:マン・トラック&バス)
ブリダ工場は2本の並行組立ラインを備え、1日最大8台の生産が可能。市場需要に応じてトラックとバスのシャシーを組み立てられる。当面は長距離輸送向けを中心に、MAN「TGS」シリーズの4×2、6×4、8×4仕様を生産する。
MTCは2003年からアルジェリアでMANの正規・独占輸入を担ってきた。生産停止期間中も既存のCKD工場を維持しており、今回の再開に合わせてインフラ、工程、従業員教育への投資を進める。ブリダ拠点ではCKD生産に50人を配置し、現地組立体制を整える。
MANは部品を現地へ輸送して組み立てるCKD方式を国際展開の柱の1つとしており、アルジェリアのほか南アフリカ、サウジアラビア、台湾、マレーシア、タイ、フィリピン、モロッコ、ケニア、ウズベキスタンなどで展開する。完成車輸入に比べて現地の制度や需要へ対応しやすく、地域内での付加価値創出や長期的な市場参入につなげる。
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