調査・データ日本通運の2026年7月の鉄道コンテナ取り扱い実績は、前年同月比3.1%減の12万1493個だった。7月28日に発生した令和8年熊本地震で鉄道設備が被災し、熊本県、鹿児島県、宮崎県南部を発着する貨物輸送に大きな影響が出た。
地区別では、北海道地区が同1.9%増の1万3517個、中部地区が3.4%増の2万6998個となった。中国・四国地区は前年並みの1万3915個だった。一方、東北地区は12.0%減の1万5652個で、米の取り扱いが減少した。首都圏地区は5.5%減の2万5741個で、清涼飲料水、書籍・雑誌が減った。関西地区は6.1%減の1万5425個で、ビール、清涼飲料水が減少した。九州地区は3.1%減の1万245個だった。
年度累計は前年同期比5.6%減の75万5839個だった。中部地区は同1.9%増となった一方、北海道地区は14.7%減、関西地区は9.9%減、首都圏地区は7.0%減となった。
同社は熊本地震による輸送障害を受け、JR貨物と連携したトラックによる代行輸送や東九州経由の鉄道迂回輸送を実施している。東京-博多間の定期船航路や「Sea&Rail」サービスも活用しており、今後も輸送ルートの複線化や代替輸送を推進し、サプライチェーンの維持と安定した物流サービスの提供に努めるとしている。
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