調査・データ国土交通省海事局は8月31日、中・長距離フェリー、RORO船、内航コンテナ船の2026年1-3月期と4-6月期の積載率動向を公表した。トラック輸送から船舶へのモーダルシフトを促すため、事業者へのアンケートを基に主要航路の積載状況を整理したもので、船種や方向によっては積載率が4割前後にとどまるなど、受け入れ余力が残る航路も確認された。
4-6月期の中・長距離フェリーでは、北関東-北海道が上り75-80%、下り85-90%、阪神-北九州は上下とも80-85%だった。一方、北東北-北海道は上り45-50%、下り40-45%、阪神-北四国は上下とも55-60%にとどまった。阪神-北海道も上り60-65%、下り55-60%となり、比較的余力のある区間がみられた。
RORO船では航路、方向による差がさらに大きい。4-6月期は京浜-東東北が上下とも40-45%、北陸-北九州は上り35-40%に対し下り80-85%、阪神-北九州は上り75-80%、下り40-45%だった。一方、京浜-北九州などでは9割を超える方向もあり、需給の偏りが目立つ。
内航コンテナ船でも積載率のばらつきが大きく、一部航路では0-5%や15-20%と低い水準がみられた一方、90%台後半に達する区間もあった。国交省は、積載率には季節や曜日、船舶の定期整備などによる変動があるとしており、数値は概算値として示している。
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