ロジスティクス商船三井は1日、グループの船舶管理会社6社について、シンガポールのMOLグローバルシップマネジメント(MOLGSM)への統合を完了したと発表した。船種ごとに分かれていた管理機能を集約し、同社が200隻を超える船舶を一体的に管理する。
MOLGSMは商船三井が全額出資し、シンガポールに本社を置く。英国と日本にも拠点を置く。2025年7月にMOL LNG Ship Managementから現社名へ変更した会社を存続会社とし、日本、シンガポール、英国などに置いていたほかの5社から、船舶管理契約や機能を順次移管した。

(出所:商船三井)
統合により、従来は船種や拠点ごとに分散していた安全・品質に関するデータや運航知見を一元化する。安全施策を船種横断で展開するほか、グローバルに活躍する人材の育成、地政学リスクや環境規制への対応にもつなげる。
業務面では、AI(人工知能)やデータ分析を用いて船舶管理業務の標準化と最適化を進める。LNG(液化天然ガス)運搬船など既存船の管理に加え、代替燃料船や風力推進装置を搭載した船舶といった新技術への安全対応も担う。
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