国内JR貨物は1日、北海道で続いた大雨による貨物列車の運休を受け、実施中のトラック代行に加え、船舶による代行輸送も実施すると発表した。室蘭線・静狩駅―小幌駅間で路盤流出や複数箇所への土砂流入、線路冠水が確認されており、北海道と本州を結ぶ鉄道貨物輸送への影響が続いている。
8月27日から続いた大雨により、JR貨物は28日20時時点で、室蘭線・長万部駅―伊達紋別駅間が運転を見合わせ、北海道発着の貨物列車を中心に運休や遅延が発生していると公表。当初は少なくとも9月2日までの運転見合わせを想定していた。
その後も運転再開に至らず、9月1日10時時点では、室蘭線・長万部駅―東室蘭駅間と、函館線・函館貨物駅―長万部駅間で貨物列車の運転を取り止めている。再開時期は示していない。
JR貨物は8月30日から、本州―函館貨物駅間で折り返し列車を運転し、函館貨物駅―札幌貨物ターミナル駅間をトラックで代行している。さらに、9月2日に苫小牧港を出発し、同月4日に青森港を出発する船舶代行を1往復実施する。鉄道が不通となっている区間をトラックと船舶で補い、北海道と本州間の輸送を維持する。
同社は運転再開の時期を見極めながら代行輸送を拡大する方針。復旧に向けて関係機関と調整を続けているが、具体的な再開見通しは判明していない。
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