産業・一般OYASAI(福岡市中央区)は2日、農林水産省の「フードテックビジネス実証・実装事業」に、同社の「安定苗供給による分散型植物工場バリューチェーン構築実証事業」が採択されたと発表した。
同社は、水耕栽培ユニット「OYASAI FARM」をオフィスや飲食店、商業施設、福祉施設などに分散配置し、複数の小型植物工場をネットワーク化する構想を進めている。大規模な植物工場を集中整備するのではなく、都市の空きスペースを小規模な生産拠点として活用する考えだ。

(出所:OYASAI)
今回の実証では、植物工場の生産性や安定性を左右する「苗」に着目する。各拠点が個別に育苗すると設備や人材、管理コストの負担が大きくなるほか、苗の品質や供給が不安定になれば、その後の生育や収穫量、生産計画にも影響する。このため、高品質な苗を安定的に生産して各地の栽培拠点へ供給し、各拠点での栽培、生産・運用データの蓄積までを一連の仕組みとして構築する。苗の安定供給を共通インフラとし、分散した植物工場を一つの生産ネットワークとしてつなぐ。
実証では、高品質な苗を安定的に生産・供給する仕組みや分散した植物工場への苗供給モデルを構築・検証する。栽培拠点間の生産・運用フローの標準化や、分散型植物工場を一つのバリューチェーンとして成立させる事業モデルについても検証し、将来の多拠点展開や社会実装に向けたモデル構築を進める。
農林水産省が7月10日に公表した採択事業は全11件。OYASAIは実証で得たデータや知見を事業に反映し、分散型植物工場の社会実装を加速する方針だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
































