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フィジカルAI本番稼働7.5%、7割超が未着手

2026年9月7日 (月)

調査・データローランド・ベルガー(東京都港区)は4日、製造業や物流業などの経営層200人を対象に実施したフィジカルAIの活用実態調査を発表した。本番稼働まで進んでいる企業は7.5%にとどまり、71.5%は導入の検討にも着手していなかった。

フィジカルAIは、AI(人工知能)がセンサーなどから周囲の状況を把握し、ロボットや機械を動かす技術で、物流分野では倉庫内の搬送や荷役など、人が担っている作業の自動化への活用が想定されている。特に物流・倉庫では、多品種の商品を扱うことや需要の変動、返品対応などで人手に頼る作業が残っているとしている。

調査では、導入が進まない主な理由として、投資に見合う効果を見通しにくいことや、導入を進める人材とノウハウの不足、どの業務から取り組むべきか判断できないことが挙がった。

ローランド・ベルガーは、フィジカルAIを単なる人員削減の手段ではなく、生産力拡大を実現する成長投資と位置付ける。最初から大規模な導入を目指すのではなく、対象業務を絞って実際の現場で使い始め、そこで得たデータや経験を基に対象を広げることが重要だと分析している。

調査は7月8-9日、楽天インサイトを通じて実施。対象は全国の製造、物流、インフラサービス企業に勤務する経営層で、有効回答は200人だった。

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