国際フェデックス(米国)は9日、国際輸送の複雑さに対応するためのデジタルツールと機能群「Global Trade Navigator」を発表した。国際輸送の要件理解や出荷情報の改善、通関手続きが必要な場合の迅速な対応に必要な情報や洞察を提供する。
新たに提供する「FedEx Trade Planner」では、HSコード、関税、税金、手数料の見積もりや、発送ラベル作成前の推奨事項などを確認できる。無料のセルフサービスガイダンスで、ログインせずに利用できる。

(出所:フェデックス)
「FedEx Ship Manager」では、製品のHSコード分類や関税評価額、製造国などの詳細情報を確認できるよう機能を強化した。
また、Shopifyに追加された「FedEx 関税・税金アプリ」では、販売者がチェックアウト時に関税・税金の保証を表示でき、顧客は購入を完了する前に輸入コストを把握できるようにする。
このほか、FedEx開発者ポータルを通じて利用できる「グローバル貿易API」により、製品分類、推定関税・税金、規制情報を既存のワークフローに統合できる。「FedEx Import Tool」と「FedEx Reporting」も機能を強化し、通関手続きの状況や必要な措置、支払い、グローバルな輸出入データを確認できるようにする。
2026年のFedEx中小企業貿易指数によると、中小企業の68%が顧客が配送時に関税に驚くことが頻繁にあると回答し、60%が返金や購入放棄による収益損失を報告した。
フェデックスは、貿易情報を早い段階で提供することで、企業が情報に基づいた配送判断を行い、通関問題になる前に問題を解決できるよう支援する。
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