
(出所:DPワールド)
国際港湾・物流大手DPワールド(UAE)は9日、ケニアの投資会社ガルフキャップ・アフリカと、同国モンバサで計画する「モンバサ・インダストリアル・パーク」の開発に向け、株主間契約を締結したと発表した。両社による合弁事業を正式化し、222ヘクタールの経済特区(SEZ)整備を進める。
第1期は40ヘクタールを開発する。製造拠点と物流インフラを近接させ、海外からの直接投資を呼び込むとともに、ケニア国内の製造能力拡大や、国内企業と域内・海外市場との接続強化を狙う。すでに国内外60社を超える企業が入居に関心を示しているという。全面開発後は、直接・間接を合わせて2万人を超える雇用を支えると見込む。
入居企業は、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)に加え、ケニアとEUの経済連携協定、UAEとの包括的経済連携協定(CEPA)を活用し、域内外への輸出拡大を図ることができる。現地の中小企業を含むサプライヤーやサービス事業者を地域・世界のサプライチェーンに取り込むことも想定する。
DPワールドは産業機能と物流機能を一体的に整備することで、モンバサを東アフリカの貿易ゲートウェイとして強化する考え。ケニア政府も、生産コストを抑えるために必要なインフラ整備を支援する方針を示している。
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