国際米投資会社ハドソン・ヒル・キャピタルは8日、国際・国内物流サービスを展開するインエクスプレスを対象とした単一資産型の継続投資ファンド「Continuation Vehicle」を組成し、最終クローズしたと発表した。既存投資家に資金回収または継続投資の選択肢を提供する一方、ハドソン・ヒルは引き続きインエクスプレスの成長を支援する。
インエクスプレスは1999年に英国で設立。フランチャイズ網を通じて中小企業と宅配・貨物運送事業者を結び、国際・国内輸送サービスを提供している。現在は14か国に450を超えるフランチャイズを展開し、顧客数は4万6000社を超える。独自の輸送管理プラットフォーム「WebShip」を介し、DHL、UPS、フェデックスのほか、100社を超える貨物運送事業者の輸送サービスを取り扱う。
ハドソン・ヒルは2020年にインエクスプレスの経営権を取得して以降、運送事業者との提携拡大や独自技術の開発、営業・研修体制の強化などに投資してきた。この間にインエクスプレスのシステム全体の売上高は3倍近くに増加したという。
今回の取引はベアリングス・キャピタル・マネジメントとアードルサ・キャピタルが共同で主導し、ハドソン・ヒルとインエクスプレス経営陣も今回の取引で得る資金を全額再投資した。継続的な投資を通じ、既存のフランチャイズモデルと輸送事業者ネットワークを軸に、世界各地で事業拡大を進める。
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