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ダルトンら安田倉庫株5%超、経営改革へ対話

2026年9月15日 (火)

調査・データ米投資顧問会社ダルトン・インベストメンツなど海外投資家3者による安田倉庫株の共同保有割合が5.17%に達したことが分かった。英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NIPPON ACTIVE VALUE FUND)が9日、関東財務局に大量保有報告書を提出した。報告義務発生日は2日で、3者合わせて157万株を保有し、新たに5%を超えた。

保有の内訳は、ダルトンが101万9500株、3.36%と最も多く、NIPPON ACTIVE VALUE FUNDが33万8400株、1.11%、NAVF Select(Master)Fundが21万2100株、0.70%。3者は安田倉庫株の取得を共同して行うことで合意している一方、株式の譲渡や議決権など株主権の行使を共同で行う合意はないとしている。

3者は投資に加え、安田倉庫の経営や資本政策への関与も視野に入れる。NIPPON ACTIVE VALUE FUNDは、同社の財務的健全性や市場での地位が株価に十分反映されていないとの認識を示し、株式価値向上に向けて経営陣との対話を進める方針を明記した。資本コストや株価を意識した経営、譲渡制限付株式報酬や株式保有ガイドラインの整備、取締役会の独立性確保に加え、非公開化やスピンオフを含む経営戦略の選択肢を検証するよう提案するとしている。

最大の保有者となるダルトンも、安田倉庫の株価を過小評価されているとみて長期保有する方針を示した。財務状況や戦略、取締役会の決定などを踏まえて追加取得や売却を判断するほか、株主価値の向上に向け、コーポレートガバナンスや取締役会構成、経営、事業、財務、戦略について同社や役員、ほかの株主との対話を求める可能性があるとしている。

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