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伊藤忠エネクス、北海道に次世代燃料の配送拠点

2026年9月15日 (火)

荷主伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は15日、北海道に次世代バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」(RD)の配送拠点を開設したと発表した。伊藤組土建(札幌市中央区)も、北海道開発局が発注する札幌市近郊などの工事現場でRDの利用を開始した。

配送拠点は、グループ会社の伊藤忠エネクスホームライフが北海道で持つ燃料供給機能を活用する。RDの貯蔵・出荷体制を整え、ミニローリーで建設現場へ届ける。広域に建設現場が点在し、重機や発電機などへの燃料配送需要がある北海道の地域特性に対応する。

▲札幌市近郊の工事現場(出所:伊藤忠エネクス)

RDは廃棄物や残渣油脂を原料に水素化精製した燃料で、軽油を使う既存の車両や建設機械、発電機などにそのまま使用できる。伊藤忠エネクスは、軽油を混ぜない「RD100%」と、軽油にRDを40%混ぜた「RD40%」(FINE DIESEL)を扱う。流動点はマイナス30度以下で、寒冷地でも冬季を含め年間を通じた利用が可能としている。

▲建設機械にRDを給油する様子(出所:伊藤忠エネクス)

伊藤組土建は2025年9月、工事現場でRDを試験的に使用した。今回は北海道内に整備された配送体制を活用し、札幌市近郊を中心とする複数の工事現場へ導入する。建設機械や発電機などで軽油に代えてRDを使い、温室効果ガス排出量の削減を図る。

伊藤忠エネクスは、北海道の土木建設会社をはじめとする幅広い需要家に脱炭素燃料を利用できる機会を提供する。伊藤組土建との取り組みを通じ、北海道でRDなどの脱炭素燃料の利用拡大を進める。

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