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系統用蓄電池拡大、ダイヘン受注2.6倍見通し

2026年9月16日 (水)

調査・データダイヘンは16日、系統用蓄電池の需要拡大を受け、2026年度のEMS事業の受注高が前年度比2.6倍の450億円になる見通しだと発表した。蓄電所向け機器の生産能力を従来比4倍に引き上げるほか、フィールドサービス要員も増強し、受注拡大に対応する。

再生可能エネルギーの導入拡大や電力系統の安定化を背景に、26年度の系統用蓄電池市場は太陽光発電併設型を含め、前年度比約1.8倍に拡大する見込み。ダイヘンはEMS事業を脱炭素社会の実現を担う中核事業と位置付け、蓄電所向け蓄電池パッケージの開発や供給体制の強化を進めている。

26年4月にはサンヴィレッジと系統用蓄電所事業向け機器の供給契約を締結した。26年度は70か所を超える蓄電所への機器納入を予定する。蓄電池パッケージは蓄電池、変圧器、パワーコンディショナーなどで構成し、搬入・設置が容易なコンパクト設計を採用している。

需要増に対応するため、協力会社を拡充するほか、グループの生産拠点や関係会社で増産し、生産能力を従来比4倍に高める。機器の納入や据え付け調整を担うフィールドサービス要員も増強する。

今後は太陽光発電併設型案件の獲得を進めるとともに、特別高圧接続案件に対応する新型蓄電池パッケージを開発する。EMS事業の受注高は27年度に550億円、30年度には700億円まで拡大する見通しだ。

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