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フォトン、欧州物流市場へEV・水素大型車投入

2026年9月17日 (木)

国際中国商用車大手の福田汽車(フォトン)は、ドイツ・ハノーバーで開幕した「IAA TRANSPORTATION 2026」で、欧州市場向けの新エネルギー商用車戦略を発表した。2030年までに新エネルギー車の販売比率を50%、海外販売比率を40%とする目標を掲げ、欧州では販売網や部品供給、サービス、研究開発、将来の現地組立まで含めた事業基盤の構築を進める。

同社は現在、欧州20市場に販売網を持ち、300か所超のサービス拠点を展開。ドイツに地域部品センターを設け、英国、フランス、ハンガリーなど17か国に部品倉庫を配置している。2028年までに主要欧州市場への販売網拡大と、欧州での現地組立開始を目指すとしている。

(出所:福田汽車)

展示会では、長距離輸送向け新型大型トラック「CAVAN BEACON」を世界初公開した。EVと水素燃料電池の双方に対応する専用プラットフォームを採用し、EV、バッテリー交換式、気体水素、液体水素など15車種への展開を想定する。最大1.44MWの急速充電に対応し、電池残量20%から80%まで18分で充電できるとしている。EV仕様の航続距離は600キロ超、水素燃料電池仕様は1000キロ超を掲げる。

このほか、大型・中型・小型トラック、バス、ピックアップなど7車種と主要部品6種類を展示した。同社の累計生産・納車台数は1300万台に達し、1300万台目にはスペインで実走試験を終えた「GALAXUS 9」が選ばれた。事業展開地域は140か国・地域を超えており、従来の完成車輸出中心から、販売、部品、サービス、開発、生産を含む現地化へ軸足を移す姿勢を示している。

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