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FOTONの欧州攻略加速、輸出14.9万台で44%増

2026年9月10日 (木)

国際中国商用車大手の福田汽車(フォトン)は、欧州市場で新エネルギー商用車の展開と部品供給網の整備を加速する。14日にドイツ・ハノーバーで開かれる「IAA Transportation」で新たな欧州戦略を発表し、BEV(電気自動車)と水素燃料電池の両方に対応する大型トラック「CAVAN BEACON」を海外で初披露する。

同社によると、2026年1―8月の輸出台数は14万9000台となり、前年同期比44.3%増加した。欧州では複数の電動小型トラックやバンでEUの車両型式認証「WVTA」などを取得し、CAVANブランドの新エネルギー車を15か国へ展開している。

供給体制の現地化も進める。東南アジア、中南米、中東などで海外生産拠点32か所を運営し、インドネシアやサウジアラビアでも工場建設を進める。輸送面では、中国遠洋海運特運(COSCO Shipping Specialized Carriers)と合弁のサプライチェーン会社を設立し、完成車輸出の船腹確保を図っている。

(出所:福田汽車)

欧州ではドイツ・ウンナの地域部品配送センターを稼働させた。世界18か所の部品拠点、1200か所超の販売拠点、1500か所超のサービス拠点と組み合わせ、車両販売だけでなく、部品供給やアフターサービスを含む現地事業基盤の拡充を進める。IAAでは新エネルギー車7モデルと自社開発の主要部品6製品も展示する予定だ。

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