荷主ミスミグループ本社は18日、同社が提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」による宇宙産業の設計・開発業務に関する調査結果を発表した。宇宙産業の機械設計者69人のうち、76.8%が業務について「常に逼迫している」または「やや逼迫している」と回答した。
同設計者の6割は、業務時間の3~5割を調達や品質対応などに費やしていると回答した。調達・購買に関する負担では、「納期が読みづらく、開発スケジュールに影響が出やすい」が52.2%で最も多い。「特定のサプライヤへの依存が高い」と「品質基準や材料証明・検査成績書などへの対応が煩雑」がそれぞれ43.5%、「見積取得に時間がかかる」が42.0%だった。
宇宙産業の成長を見込む回答は、調査対象全体で55.2%、宇宙産業の機械設計者では75.3%だった。一方、今後2~3年の宇宙分野への参入・拡大については、全体の55.2%が「参入予定なし・未定」と回答した。
ミスミは調達業務の効率化に向け、3DデータをアップロードするとAIが即時に見積もり、価格や出荷日を確認できる「meviy」を提供している。同社によると、宇宙分野で用いる部品の表面処理や特殊な材質への対応も強化した。
調査は2026年3月、オンラインで実施した。有効回答は宇宙産業の機械設計者69人、その他の宇宙関係者100人、それ以外の製造業従事者300人の計469人。設問により回答対象と回答数は異なる。
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