M&A兼松は18日、連結子会社の兼松エレクトロニクスが、IDAJ(横浜市西区)などを傘下に持つBCJ-61の全株式を取得すると発表した。同日、株式譲渡契約を締結した。取得は関係当局の許認可などを条件に、10月1日に実行する予定。これにより、IDAJとその子会社は兼松の連結子会社となる見通しだ。
IDAJは、モデルベース開発(MBD)やシミュレーション解析(CAE)の分野で、ソフトウェアの販売・保守、技術支援、受託解析などを手掛ける。2025年9月期の売上高は144億800万円、営業利益は27億7800万円だった。
兼松グループは、既存のIT基盤や生産管理、製造実行システムなどの事業にIDAJの設計・解析分野の技術を加え、設計から製造まで一貫して支援する体制の構築を目指す。自動車に加え、半導体、防衛、重工業、電気・電子分野への展開を図る。
兼松エレクトロニクスが取得するBCJ-61株式は5万2177株で、取得後の議決権所有割合は100%となる。BCJ-61など5社の取得総額は501億円、アドバイザリー費用などを含む合計額は概算で504億6000万円。最終的な譲渡価額は価格調整を経て、株式譲渡の実行時に確定する。兼松は、当期の連結業績への影響は軽微と見込んでいる。
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