兼松、中国・上海に菓子・パン材料卸を設立

フード兼松は6日、イワセ・エスタ（大阪市浪速区）と合弁で、中国・上海の洋菓子市場向けに製菓・製パン原料を取り扱う卸会社を設立する、と発表した。

新会社「上海岩瀬兼松食品」は、イワセ・エスタと中国兼松の共同出資で2014年1月に設立する。新会社は、イワセ・エスタが強みとしている製菓・製パン原材料の供給ノウハウと、兼松の中国における事業経験を活かし、製菓・製パン事業分野で中国進出を計画している日本の顧客を支援する。

原材料の調達・供給や物流のノウハウなどを提供することにより、顧客が中国で行う事業をサポートするほか、会社設立の許認可取得など手続き面の支援も手掛ける。