ロジスティクス米AMCロボティクスは、ベトナム・バクニン省で建設を進めるロボット製造拠点について、最大5000万ドルの資金調達枠を確保し、2026年末までの第1期生産ライン稼働を目指す。工場では、潜在顧客からの引き合いを前提に、年間3000万ドル規模の生産を見込む。
同社は18日、機関投資家と最大5000万ドルのスタンバイ株式購入契約を締結した。これに伴い、投資家から転換社債を通じて388万ドルの融資を受け、調達資金をベトナム工場の建設や生産ライン立ち上げに充てる。工場完成は11月を目標とし、第1期ラインを年末までに稼働させ、27年初めに試験生産を始める計画だ。
新工場では、同社のロボット製品や中核モジュールを生産する。第1期ラインの最大生産能力は数千万個規模を想定し、米国、日本、東南アジアの潜在顧客からの引き合いを踏まえて年間生産額を3000万ドルと見込む。現地従業員は27年初めまでに20―25人程度へ増やす計画だ。
ベトナムを選定した理由として、電子部品の供給網や製造人材、主要部品サプライヤーへの近さを挙げている。生産拠点の分散を進めることで、倉庫自動化向けロボットなどの量産体制を整える狙いがある。
AMCロボティクスは、倉庫・配送センター向け仕分けロボット「NovaArm」などを展開している。
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