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米チューター、物流ロボ拡大へ7500万ドル調達

2026年11月4日 (水)

(出所:チューター・インテリジェンス)

財務・人事米ロボット開発企業のチューター・インテリジェンスは2日、7500万ドルのシリーズB資金調達を実施したと発表した。米ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツが主導し、累計調達額は1億1700万ドルとなった。調達資金をロボット向け基盤モデルの学習や、自社開発ロボット「Sonny」「Cassie」の製造・導入拡大に充てる。2027年末までに1000台超のロボットを契約下に置く計画だ。

同社は、製造工場や物流倉庫にインターネット接続型のロボットを導入し、商品の持ち上げや移動、ピッキングなどの作業を担わせている。遠隔操作員「チューター」が必要に応じて作業を支援し、実際の現場で得られた作業データをAIの学習に活用する仕組みを採用する。稼働拠点が増えるほど学習データが蓄積され、ロボットの対応可能な作業を広げる構想だ。

導入企業はロボット本体を購入する必要がなく、稼働時間またはピッキング件数に応じて料金を支払う。長期契約も不要で、ロボットの設置や保守、ソフトウエアの更新はチューターが担う。初期投資を抑えながら自動化を導入できるサービス形態として展開している。

同社によると、ロボットの稼働施設数は1年前と比べて4倍近くに増加した。現在は米国内の大手製造・物流ネットワークで、シリアル食品や菓子、化粧品、日用品、玩具などの荷扱いに使用されている。過去12か月間のロボット導入先の3分の1近くは、既存顧客による追加導入だった。

チューターは米マサチューセッツ州ウォータータウンに本拠を置き、マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピューター科学・人工知能研究所(CSAIL)から生まれた企業。ロボットの製造からAIモデル開発、現場導入までを一体的に手掛け、米国内での生産・導入体制を拡充する。

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