産業・一般日研トータルソーシング(東京都大田区)は24日、自動車整備士の育成に特化した同社初の「関東整備士研修センター」を埼玉県上尾市に開設し、9月から研修を開始したと発表した。
自動車整備業界では、熟練人材の離職や若手入職者の減少を背景に人材不足が続いている。25年度の自動車整備の職業における有効求人倍率は約5.46倍。電気自動車やADAS(先進運転支援システム)など新しい技術への対応も求められており、同社は自動車保有台数が多く整備士需要が高い首都圏で研修拠点を設けた。

▲法定点検の研修を行う様子(出所:日研トータルソーシング)
センターには実車やリフトなどを備える。工具の正しい取り扱いや法定点検、安全衛生について段階的に学ぶほか、現場を想定した研修を通じて作業のスピードと正確性、接客・サービスマナーも習得する。電気自動車の整備業務やタイヤの空気充てん作業に必要な特別教育もカリキュラムに組み込んだ。
所在地は埼玉県上尾市領家70-6。今後はセンターの「認証工場」の認可取得に向けて準備を進め、未経験者が整備士資格の取得を目指せる育成モデルの確立に取り組む。人材の育成から派遣先への配属までを通じ、派遣先の整備現場の業務負担軽減につなげる。
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