(出所:豊田自動織機)
認証・表彰豊田自動織機(愛知県刈谷市)は14日、産業車両用燃料電池システムの国際標準化への貢献が評価され、経済産業省の2026年度産業標準化事業表彰で「イノベーション・環境局長表彰(産業標準化奨励者表彰)」を受賞したと発表した。同社の受賞は1987年以来39年ぶりとなる。
受賞したのは、水素推進プロジェクト事業戦略室技術管理グループの松浦章雄氏。産業車両用燃料電池システムの安全性や性能に関する国際規格の改訂を主導した功績が認められた。
日本、米国、中国、ドイツなどが参加する国際規格改訂チームでは、各国の意見を調整しながら、実際の運用に即した規格への見直しを推進。安全要求事項の最適化や試験方法の明確化に取り組み、2022年に国際電気標準会議(IEC)の規格「IEC 62282-4-101」と「IEC 62282-4-102」の改訂を実現した。
さらに、IEC規格と整合する日本産業規格(JIS)の改訂にも携わり、2025年に関連する2件のJIS改訂を実現した。2024年からは国際規格改訂チームの取りまとめ役であるコンビーナを務めており、こうした取り組みが国内外での取引円滑化や市場拡大への貢献として評価された。
産業標準化事業表彰は、国際規格やJISの作成・普及、標準化を活用した市場創出や社会課題の解決などに功績のあった個人や組織を表彰する制度。今回の受賞は規格開発・認定・認証部門での功績によるもの。
豊田自動織機は今後も、燃料電池技術をはじめとする環境技術の開発・普及とともに、国際規格やJISの標準化活動に取り組むとしている。
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