M&ADatatang(データ・タング、東京都千代田区)が展開するNexdataは22日、フィジカルAI向けロボットハンドなどを開発するリアルワールド・ラボ(米国)と、フィジカルAIのデータ分野で業務提携すると発表した。Realworld LabsのハードウエアとNexdataのデータ生産基盤を組み合わせ、VLAモデルなどに使う手先操作データの収集・整備を進める。
リアルワールド・ラボの5本指ロボットハンドは、17のアクティブ関節と4つのパッシブ関節を備え、指先や掌部には触覚センサーを搭載する。今回、同社のロボットハンドや遠隔操作用データ収集システムをNexdataの生産体制に導入し、力覚や触覚、視覚などを含む精緻な手先操作データを収集する。
Nexdataは1万平方メートルを超えるフィジカルAI専用データ生産工場を運営し、フル稼働時には月5万時間以上の作業データを納品できる体制を持つ。両社はこの設備とハードウエアを活用し、デクスタラス・マニピュレーションに特化した大規模学習用データセットを共同で整備する。
協業では、データ収集用ハードウエアの販売・レンタルに加え、タスク設計、遠隔操作によるデータ収集、アノテーション、品質管理、モデル学習向けの後処理までを一貫して提供する。フィジカルAI開発企業や研究機関のデータ収集環境の構築を支援する。
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