荷主パワーエックスは27日、豊通エネルギー(名古屋市中村区)と連携し、豊通物流(同)の「みよし第3センター」(愛知県みよし市)に大型蓄電システム「Mega Power 2700A」1台を納入したと発表した。太陽光発電と蓄電システム、自営線を組み合わせ、周辺拠点を含めて再生可能エネルギーを有効活用する。
みよし第3センターの屋根には出力858キロワットの太陽光発電設備を設置している。発電した電力は同センターで使用するほか、自営線を通じて豊通物流の三好第1センター、三好第2センター、豊通ニューパックの施設にも融通する。余剰電力は蓄電システムに蓄え、発電量が少ない時間帯に放電する。発電量や電力需要、蓄電状況はエネルギーマネジメントシステムで一元管理する。

▲「みよし第3センター」に設置された蓄電システム「Mega Power 2700A」(出所:パワーエックス)
太陽光を設置施設だけで自家消費する場合、発電量の半分以上が余剰となる見込みだったが、拠点間融通と蓄電を組み合わせることで97%を自家消費する計画。年間472トンのCO2削減と、ピークカットによる最大デマンドの3割程度の抑制を見込む。不足する電力は豊通エネルギーの再エネ電力供給スキームで調達し、みよし第3センターの使用電力を実質再エネ100%とする。
納入した蓄電システムは公称容量2742キロワット時、PCS出力650キロワットで、2027年2月の運転開始を予定する。災害による停電時には電力系統から切り離し、太陽光発電と蓄電システムからセンター内の避難エリアへ給電する。地域防災の拠点としての活用も見込む。
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