ロジスティクスティアフォーは29日、豪州の政府系団体National Transport Research Organisation(NTRO)に自動運転バスを提供し、豪州とニュージーランド市場への展開を開始したと発表した。両者は現地で走行試験や実証を進め、公共交通への導入を目指す。

▲NTROの「Rita」(出所:ティアフォー)
ティアフォーとNTROは2024年3月から協業しており、今回提供した車両は15人乗りの電気自動車で、ティアフォーが開発した自動運転システムを搭載する。豪州の走行環境に適合させるため専用テストコースで走行試験を実施した後、運転席を無人とする高度な自動運転と、運転手が乗車する条件付き自動運転の実証を進めている。
NTROは、公道などでの実証実験やサービス実証に向け、州の交通機関やバス事業者、地方自治体、空港などと連携する。活用先として、自宅から商業施設や医療機関への移動、公共施設への短距離移動、登下校時の通学路などを挙げている。豪州では2020年代後半にバス運転手の大量退職が見込まれており、運転手不足への対応も目的の一つとしている。
NTROは15年に豪州初の自動運転車両の実証を行った実績を持つ。これまでの実証経験を生かしながら、自動運転バスの社会実装に向けた検証を進める。
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