環境・CSR日本郵船は10月27日、船長・機関長と経営陣が船舶運航の課題について意見交換する2026年度「社長・船機長懇談会」を東京都千代田区の本店で開催した。安全運航の実効性向上を目的に毎年実施しており、船上でのAI・DX(デジタルトランスフォーメーション)活用やサイバーセキュリティー、異常気象への対応などを協議した。

▲懇談会の様子(出所:日本郵船)
懇談会には下船中の船長・機関長に加え、航行中の自動車専用船「DAISY LEADER」の船長・機関長もオンラインで参加した。海技者の育成や不安定な地域情勢への対応などについて経営陣と現場が直接意見を交換。新技術や新規事業への挑戦については、安全を前提に取り組むことが海技者のモチベーション向上にもつながるとの意見が出た。
同懇談会は、安全キャンペーン「Beyond Naka-no-Se」の一環。1997年7月に東京湾中ノ瀬で発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の原油流出事故を教訓とし、重大事故対応訓練や訪船などの安全啓発活動を実施している。日本郵船は今後も経営陣と現場の対話を重ね、安全運航の徹底と新たな挑戦に向けた取り組みを進める。
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