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日本郵船、社長と船長・機関長が意見交換

2014年7月8日 (火)

ロジスティクスOLYMPUS DIGITAL CAMERA日本郵船は8日、東京都千代田区の同社本店で工藤泰三社長ら役員と現役の船長・機関長6人が3日懇談会を開催し、同社が運航、管理する船舶の安全運航について意見交換を行ったと発表した。

懇談会は1日から開始した安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の活動の一環で、「安全・環境対策推進委員会」の委員長を兼務する工藤社長が自ら船長・機関長と船舶運航の現場の声を直接交換することで、より実現性の高い安全推進活動につなげる狙い。

同社では毎年、キャンペーン期間中に役員を含む多くの社員が海技者とともに訪船し、安全運航に関する議論を通じて海陸の情報共有やコミュニケーションの向上を図っている。

今後は船主や船舶管理会社との安全推進会議、重大な海難事故が発生した場合に備えた重大事故対応訓練と模擬記者会見など、安全の重要性を再認識するための活動を行う。