調査・データダイムラー・トラック(ドイツ)は10月29日、ドイツ、英国、フランスのフリート運営責任者197人を対象に実施した駆動方式に関する調査結果を発表した。総保有コスト(TCO)の観点で、EVトラックの方がディーゼルトラックより経済的と回答した割合は40%を超えた。両者が同程度とした回答は16%で、ディーゼルが有利とみたのは4分の1程度だった。
一方、EVトラックの普及では充電インフラが課題として浮かんだ。電力コストについては回答者の3分の2程度がディーゼル燃料と同等以上に予測しやすいとしたが、充電設備の利用可能性については61%が電動化側に不利と回答した。2025年の欧州における大型バッテリー電気トラックの新車登録比率は2%にとどまっている。
調査では4分の1近いフリート事業者がすでにバッテリーEVトラックを導入している。独物流大手ダクサーも欧州25地域でゼロエミッション配送を展開し、地域輸送や長距離輸送で200台超のバッテリーEVトラックを運用している。同社は今後の普及に向け、事業所内充電に加え、民有地の半公共型充電、公共充電網を組み合わせる必要があるとしている。
ダイムラー・トラックは、顧客向け充電支援サービス「TruckCharge」や、大型商用車向け公共充電網を整備する共同事業「Milence」を通じ、電気トラックの導入環境整備を進めている。EVトラックの経済性を評価する事業者は増えているものの、普及拡大には充電網の整備と投資回収の見通し確保が引き続き課題となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集局にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集局直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集局
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

































