国際ウォルマート(米国)は10月29日、メキシコで会員制サービス「Walmart+」を開始したと発表した。月額89ペソ、年額890ペソで、EC(電子商取引)配送や食品配達、動画配信、通信、医療関連サービスなどをまとめて提供する。米国、カナダに続く展開で、メキシコ市場でオムニチャネル利用の拡大を狙う。
物流面では、対象商品の配送を無料とするほか、399ペソ以上の予約配送について配送料を無料にする。11月30日までは導入特典として、予約配送でも最低購入金額を設けない。デジタルチャネルでの対象商品の配送も399ペソ以上で無料とし、同期間中は最低購入金額を撤廃する。

(出所:ウォルマート)
このほか、動画配信サービス「Universal+ Essential」、通信サービスBAITの高速データ追加、医療相談や栄養・心理支援、薬局での割引などを組み合わせる。ウォルマートは会員特典の価値を月260ペソ超と試算している。
同社によると、米国ではWalmart+会員は非会員と比べ、平均で買い物頻度が3倍、支出額が4倍、ECチャネルの利用頻度が7倍となっている。メキシコでも配送無料化を軸にEC利用を促し、店舗とオンラインをまたぐ購買頻度の引き上げにつなげる考えだ。
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