調査・データ大阪税関が2日発表した2026年9月の北陸3県(富山、石川、福井)の貿易概況によると、輸出総額は前年同月比2.6%増の523億円で、6か月連続の増加となった。輸入総額は同17.9%増の616億円と3か月連続で増加した。貿易収支は94億円の赤字となり、3か月連続の輸入超過となった。
輸出では、「自動車」が25.8%増の102億円となり、全体の輸出額を押し上げた。「ガラス及び同製品」も95.6%増の21億円と大幅に増加した。一方、「建設用・鉱山用機械」は輸出がなくなり、「その他の化学製品」は66.2%減の8億円となった。
輸入では、「アルミニウム及び同合金」が前年同月の3.2倍に当たる131億円となり、輸入全体の21.2%を占めた。「石炭」も48.0%増の123億円と伸び、両品目が輸入額の増加をけん引した。一方、「石油及び同製品」は98.3%減、「元素及び化合物」は19.1%減の30億円だった。
県別の輸出額は、富山県が11.0%増の271億円、石川県が32.8%減の137億円、福井県が86.1%増の115億円となった。富山県では自動車、福井県では「電気機器」などが主な輸出品目となっている。
輸入額は富山県が2.7%減の238億円、石川県が9.8%減の166億円だった一方、福井県は2.3倍となる212億円に増加した。福井県ではアルミニウム及び同合金が71億円、石炭が76億円を占め、輸入の大幅増につながった。
主要貿易相手国では、輸出はロシアが155億円で最大となり、中国、韓国が続いた。輸入は中国が233億円で最も多く、豪州、米国が続いた。輸入額の伸びが輸出額を上回り、北陸3県の貿易赤字は前年同月の13億円から拡大した。
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