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順豊エクス、家電の搬入難所を出荷前に見極め

2026年11月4日 (水)

国際中国の物流大手、順豊(SFエクスプレス)傘下の順豊数智供応鏈と豊図科技は2日、大型家電の住宅搬入の可否を事前に判定するサービス「家順通」を共同開発したと発表した。商品サイズと配送先の建物情報を照合し、エレベーターや階段、玄関などの通行条件をAIで分析する。配送時の搬入トラブルや再配送、返品の削減につなげる。

大型冷蔵庫やテレビなどの配送では、建物に到着してからエレベーターの扉が狭いことや、階段の曲がり角を通過できないことが判明する場合がある。

家順通は、商品の梱包寸法と配送先住所、エレベーターの扉やかごの寸法、階段の幅、建物の出入り口などの情報を組み合わせ、搬入経路の通行可能性を判定する。98インチの大型テレビなどについても、エレベーターへの積み込みだけでなく、搬入時の向きや方向転換に必要な空間、接触による破損リスクなどを評価する。

従来は配送先への到着後に判明することもあった搬入条件を、購入前の段階で把握できるようにする。販売事業者は消費者に搬入上の制約を事前に説明でき、配送事業者も必要な作業員や機材、搬入方法をあらかじめ検討できる。

サービスには、順豊が物流現場で蓄積した住所や建物、道路、エレベーターなどのデータと、豊図科技の空間解析技術を活用。両社は搬入可否の判断を経験に頼る従来方式からデータに基づく方式へ移行し、大型家電配送の効率化を図る。

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