サービス・商品ジャパントラスト(名古屋市中区)は4日、日本発米国向けのコンテナ輸送サービス「FastTrack Express」を11月から開始すると発表した。提携船社の優先輸送枠を活用し、空コンテナと本船スペースの確保から米国到着後の荷揚げ、ターミナル搬出、内陸輸送までを優先的に取り扱う。通常の海上輸送では納期が間に合わないなど、迅速な輸送を求める貨物に対応する。
対象は横浜、名古屋、神戸発のロサンゼルス向け直行便で、40フィートドライコンテナと40フィートハイキューブコンテナを利用するFCL(コンテナ貸し切り)輸送となる。コンテナを含む総重量は14トンまで。ロサンゼルスまでの航行日数の目安は横浜発が12日、名古屋発が14日、神戸発が16日としている。
米国到着後は、毎日運行する鉄道「Daily Train」または2人のドライバーが交代で運行するトラック「Team Driver」で最終仕向地へ輸送する。鉄道はシカゴ、メンフィス、カンザスシティ、ダラス、ヒューストン、ニューヨーク向けに対応し、トラックは米国本土48州への配送が可能。米国現地法人グレート・ラックがターミナルからの引き取りや最終配送を担当し、日本側と連携して輸送状況を毎日荷主に知らせる。
北米航路では本船スペースの確保や予定船への積み残し、港湾混雑、米国内の鉄道遅延などにより、到着日の見通しが立ちにくい状況がある。ジャパントラストは、海上輸送から米国内陸輸送まで各工程を優先的に取り扱うことで、米国向けの急ぎの貨物に新たな輸送選択肢を提供する。
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