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トラック遅延もAIが再計画、JDSCが新基盤

2026年11月5日 (木)

サービス・商品JDSCは5日、倉庫や輸配送、管理業務における意思決定をAIで支援する物流ソリューション「Logi-one Engine」(ロジワンエンジン)の提供を同日より開始したと発表した。既存の倉庫管理システム(WMS)や輸配送管理システム(TMS)などのデータを活用し、複数のAIエージェントが物流業務を横断して作業計画を最適化する。

物流現場では、人手不足が進む一方、労務管理や作業計画を拠点責任者や熟練担当者の経験に頼るケースが残る。トラックの遅延や早着、人員の過不足などが生じると、人手で計画を組み直す必要もある。JDSCは、こうした変化への対応や領域をまたぐ判断を効率化するため、同サービスを開発した。

Logi-one Engineは、荷役、保管、輸配送などを担当するAIエージェントと、それらを統括する「物流業務オーケストレーター」で構成する。入出荷や在庫、運行、人員などの情報を基に作業計画を作成し、状況の変化に応じて自動で組み直す。最適化した指示はスマートフォンへの通知や音声、スマートグラスなどを通じて現場へ配信でき、日報の自動記録にも対応する。

同社はまず、倉庫・輸配送の作業計画最適化と現場への指示配信から提供する。対象業務や拠点の特定、効果試算、AIエージェントの構築、既存基幹システムとの連携から導入後の改善まで一貫して支援する。今後は請求・支払いなど管理業務の自動化や、共通KPIによるグループ経営基盤の可視化へ対象を広げるほか、フィジカルAIと連携し、計画策定から現場作業の実行までの自動化を進める。

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