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ハパックロイド、アフリカ成長へ港湾網拡充

2026年11月5日 (木)

国際独海運大手ハパックロイドは4日、アフリカ地域の年間コンテナ輸送量を2030年までに170万TEUへ拡大する方針を明らかにした。26年には同地域の輸送量が初めて100万TEUを突破した。現在はアフリカ27か国で海上輸送サービスを展開しており、南アフリカでの事業開始20周年を機に、域内の輸送ネットワークや港湾インフラへの関与をさらに強める。

同社は06年に南アフリカで初の専用事務所を開設し、現地事業を拡大してきた。現在は52人の従業員を配置し、幅広い産業の顧客に対応している。22年にはドイツ・アフリカ・ラインズ(DAL)のコンテナ定期船事業を買収し、南アフリカと欧州、インド洋地域を結ぶ輸送ネットワークを強化した。

アフリカ全域では、21年のナイルダッチ買収によって西アフリカでの事業基盤を拡充した。24年にはアフリカ市場の重要性の高まりを踏まえ、同地域を専門に統括する組織「サブリージョン・アフリカ」を設置し、営業体制の強化を進めている。

港湾インフラ面では、港湾運営大手DPワールド(UAE)との協力を拡大し、セネガルのダカール、アンゴラのルアンダ、タンザニアのダルエスサラームで長期的なターミナル取扱能力の確保を進めている。また、コンゴ民主共和国のバナナやモザンビークのマプトでは、港湾インフラ開発を支援する。

同社は南アフリカをアフリカ事業の中核市場と位置付け、同国で培った顧客基盤や運営経験を他地域にも展開する考えだ。今後は需要動向に応じて輸送ネットワークと船腹供給能力を拡充し、アフリカ市場での取扱量増加を目指す。

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