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安田倉庫2Q、本業減益も株式売却で最終益2.9倍

2026年11月5日 (木)

財務・人事安田倉庫が5日発表した2027年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比0.4%増の403億6200万円、営業利益が同6.5%減の18億7700万円、最終利益が2.9倍の49億8800万円となった。物流事業では保管料や陸運料が増加した一方、国際貨物取扱料の減少や各種費用の増加が響き、営業減益となった。最終利益は保有株式の売却益を特別利益に計上したことで大幅に増加した。

物流事業の売上高は0.1%増の373億5700万円、営業利益は0.8%減の25億5300万円だった。倉庫・輸配送ネットワークの拡充や新規顧客の獲得、既存取引の拡大により、保管料や倉庫作業料、陸運料が増加した。一方、国際貨物取扱料の減少や、前年同期に一時的に計上した原薬販売に伴う収益がなくなったことが増収幅を抑えた。利益面では減価償却費などの増加が重荷となった。

売上高の内訳では、保管料が前年同期の51億6600万円から57億6300万円、倉庫作業料が53億5400万円から55億7900万円、陸運料が158億9400万円から173億8000万円に増加した。一方、国際貨物取扱料は57億8300万円から46億6900万円に減少した。

不動産事業は賃貸料や施工工事料が堅調に推移し、売上高が5.9%増の33億500万円、営業利益が4.7%増の10億300万円となった。

連結営業利益は、売上高の増加や営業原価の減少で売上総利益が拡大したものの、租税公課など販売費・一般管理費の増加が利益を圧迫し、前年同期を下回った。

一方、保有する投資有価証券の一部売却により、50億1500万円の売却益を特別利益に計上した。これに伴い、同社は27年3月期通期の最終利益予想を従来の62億円から70億円へ12.9%上方修正した。売上高820億円、営業利益41億円の予想は据え置いた。

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