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ピックゴー被害が波及、日本郵便の顧客情報流出

2026年11月6日 (金)

事件・事故日本郵便は5日、一部の荷物の集荷・配達業務を委託しているCBcloud(東京都千代田区)が運営する配車システム「ピックゴー」への不正アクセスにより、顧客の氏名情報計3763件が外部に流出したと発表した。内訳は姓名が1672件、姓のみが2091件。住所や電話番号などの情報は含まれておらず、現時点で不正利用による被害は確認されていない。

不正アクセスは11月1日に発生し、日本郵便は翌2日にCBcloudから連絡を受けた。その後の調査で、4日に同社が委託した一部の荷物に関する顧客情報の流出が判明した。対象は2025年12月から26年3月までと、26年9月にCBcloudが集荷・配達業務を担当した荷物の一部となる。

CBcloudは2日、ピックゴーの法人向けサービスで第三者による不正アクセスを確認したと公表。不正アクセス元からの通信を遮断し、不正に利用されたアカウントを停止するとともに、攻撃に悪用されたシステムの不具合を修正した。追加の対策として一部機能の利用と日本国外からのアクセスを制限している。

CBcloudは、流出した可能性のある情報の範囲として、荷主企業の名称や担当者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを挙げた。配送案件に関する情報では、集荷先・届け先の名称や住所、担当者の連絡先、案件金額などが含まれる可能性があるという。

さらに、配送を担当したパートナードライバーの氏名や連絡先、車両番号、配送中の位置情報なども対象となる可能性を示した。ただし、これらはピックゴー全体で流出した可能性がある情報の範囲であり、日本郵便が確認した流出情報とは異なる。CBcloudによると、銀行口座やクレジットカード番号などの決済情報、ログインパスワードは流出対象に含まれていない。

日本郵便は、今回の漏えい対象となった顧客に対し、準備が整い次第、書面などで個別に連絡する。個人情報保護委員会への報告はすでに完了しており、今後新たな事実が判明した場合は、コーポレートサイトを通じて公表する。

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