
(出所:スズキ)
荷主スズキは5日、インド・グジャラート州で新たに建設するバイオガス・プラント2か所の定礎式を10月30日に実施したと発表した。タラドとラダンプールに建設し、2027年以降の稼働開始を予定する。牛糞などの農村資源からバイオガスを生産し、CNG車の燃料として活用する計画だ。
同社はインドの100%子会社Suzuki R&D Center Indiaを通じ、現地企業などと共同でバイオガス事業を進めている。グジャラート州に計9か所のプラントを建設する計画で、これまでにバナスカンタ地域のアグサラ、ブカラ、ビンチバディの3か所で稼働を開始している。
今回の2プラントは、ことし7月に日印両政府が立ち上げに合意した「日印CBGイニシアティブ」に基づく取り組みの一環。同イニシアティブでは、インド各地の協同組合と連携し、牛糞などの農村資源からバイオガスや有機肥料を生産する。インド政府が掲げる1000基のバイオガス・プラント整備目標を支援する。
生産したバイオガスは、インドでスズキの四輪車販売台数の約4割を占めるCNG車の燃料として活用する。化石燃料の消費量削減につなげるとともに、副産物を有機肥料として農地で利用する。
スズキは2023年に現地でのバイオガス実証事業で合意し、25年12月にアグサラで最初のプラントを開所した。その後、26年1月にブカラ、8月にビンチバディで稼働を開始した。
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