名村造船所、佐世保重工業を10月1日付で完全子会社化

M&A名村造船所と佐世保重工業は23日、株式交換によって名村造船所が10月1日付で佐世保重工業を完全子会社化することを決め、株式交換契約を締結した。

設計力・開発力、調達力の強化を柱とし、営業・生産面の柔軟性確保、修繕船事業の協力、管理部門の効率化といった連携効果を通じて「規模の拡大と質の改革」による企業価値の向上を図る。名村造船所、函館どつく、佐世保重工業の2013年新造船竣工量は合わせて151万総トンで、総トンベースでは国内3位となる。

買収後は地理的に近い伊万里事業所（名村造船所）と佐世保造船所（佐世保重工業）の効率的な一体運営と函館どつくを含めた規模の利益を生かし、相乗効果の最大化を目指す。