地域交通グリーン化支援、おおぐち運送を選定

行政・団体国土交通省は27日、地域交通グリーン化事業として支援する9事業を選定したと発表した。このうち1件は電気トラックを活用する事業となっており、同省は支援事業に対して車両と充電設備の導入費用の3分の1を助成する。

この事業は、電気バス・電気タクシー・電気トラックなどを活用し、ほかの地域や事業者による電気自動車の導入を誘発、急速に普及が伝播するような先駆的事業を行う自動車運送事業者などを重点的に支援するために実施しているもので、4月7日から5月9日まで支援対象案件を公募していた。

EVトラックを活用する事業として選定されたのは、個人経営の軽貨物事業者「おおぐち運送」（長野県諏訪市）による取り組みで、同社は国交省の支援を受けてEVトラック1台を導入する。