ANA、ブラジルTAM航空とのコードシェア拡充

ロジスティクス全日本空輸（ANA）は7日、ユナイテッド航空、ルフトハンザ・ドイツ航空とのコードシェアで拡大している南米ネットワークで、今月26日からブラジルのTAM航空とのコードシェアを拡充すると発表した。

TAMとのコードシェアでは、これまでのロンドン経由に加え、10月26日からパリ経由、フランクフルト経由での2路線を拡充する。特にパリ空港のターミナルは同じ第1ターミナル内でのスムーズな乗り換えが可能。

また、サンパウロ以遠の乗継便（ブラジル国内線）も従来の1都市から5都市追加し、6都市に拡大する。

ブラジルは2016年オリンピック開催国でもあり、観光に力をいれているほか、多くの日本企業が進出していることから、コードシェアを拡充することで顧客の利便性を高める。

既存の南米へのコードシェアは、ユナイテッド航空とルフトハンザ・ドイツ航空ともに継続。これらにTAM航空とのコードシェア便が加わり、南米へのコードシェア便は10路線となる。