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関東の輸送動向、宅配貨物が49期ぶりに減少

2014年12月5日 (金)

調査・データ関東運輸局が5日発表した9月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは鉄道の車扱貨物(11.8%増)、同コンテナ貨物(5.5%増)、湾内フェリー(54%増)、内航船(6.8%)、外航船輸出入の横浜(7.8%)、同千葉(5.8%)、内航船輸出入の横浜(5.3%増)、同千葉(5.8%増)、成田空港の国際線輸出(10.2%増)、普通倉庫の月間入庫高(5.3%増)、同月間保管残高(9.7%増)、冷蔵倉庫月間入庫高(10.5%)、同月間保管残高(6.4%)で、特に羽田空港の国際線発着貨物(90.7%増)は同空港最大幅の増加となった。トラック輸送(8月) の特別積み合わせ(7.1%減)、外航船輸出入東京(6.3%減)、成田空港の国際線輸入(7.4%減)は大きく減少した。

宅配貨物は0.3%減となり、49期ぶりに減少した。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油の増加で11.8%増、コンテナ貨物は5.5%増となった。トラック(8月)の荷動きは、特別積合せ貨物が7.1%減、一般トラックは1.5%減。宅配貨物取扱は0.3%減、トラックターミナルは3.7%増となった。

海運では、長距離フェリーが4.5%減、天候などの影響による欠航が少なかったことなどで湾内フェリーは54%増となった。内航船貨物は6.8%増。港湾運送では、輸出入貨物が横浜港で7.8%増、 東京港で6.3%増、千葉港で5.8%増となった。国内移出入貨物は横浜港5.3%増、東京港4.1%増、千葉港5.8%増。

航空は、成田空港の輸出入貨物が輸出10.2%増、輸入2.2%減となった。4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が2.2%増、国際線貨物が90.7%増。

普通倉庫は月間入庫高が5.3%増、月末保管残高が9.7%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が10.5%増、月末保管残高が6.4%増だった。

関東の輸送動向、宅配貨物が49期ぶりに減少