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14年10月の関東輸送動向、鉄道コンテナ貨物が15%減

2015年1月14日 (水)

調査・データ関東運輸局が14日発表した2014年10月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは湾内フェリー(12%増)、外航船輸出入の千葉(26.6%)、内航船移出入の千葉 (7.9%増)、成田空港の国際線輸出(7.2%増)、羽田空港の国際線発着貨物(2.1倍増)、普通倉庫の月間保管残高(5.1%増)、冷蔵倉庫月間入庫高(7.1%)、同月間保管残高(7.5%)となった。鉄道のコンテナ貨物(15%減)、長距離フェリー(10.4%減)、内航船移出入横浜(19.4%減)、成田空港の国際線輸入(7.3%減)、普通倉庫の月間入庫高(5.4%減)は大きく減少した。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油の減少で1.3%減、コンテナ貨物は15%減となった。トラック(9月)の荷動きは、特別積合せ貨物が1.3%減、一般トラックは6.2%増。宅配貨物取扱は4.5%増、トラックターミナルは0.6%減となった。

海運では、長距離フェリーが10.4%減、湾内フェリーは12%増となった。内航船貨物は4.1%増。港湾運送では、輸出入貨物が横浜港で1%減、 東京港で0.3%減、千葉港は石炭や金属鉱の輸入増加などで7.9%増となった。国内移出入貨物は横浜港19.4%減、東京港2.5%増、千葉港7.9%増。

航空は、成田空港の輸出入貨物が輸出7.2%増、輸入7.3%減となった。4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が0.5%増、国際線貨物が2.1倍増。

普通倉庫は月間入庫高が5.4%減、月末保管残高が5.1%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が7.1%増、月末保管残高が7.5%増だった。